金属粉末射出成形(MIM=メタル・インジェクション・モールディング)法は、米国で開発され、10数年前から日本でも普及し始めた第5世代の新しい加工法です。MIMは金属微粉末に樹脂やワックスなどのバインダを添加して混練した後、プラスチックと同様射出成形を行います。その後、加熱してバインダを除去(脱脂)し、焼結を行って製品に仕上げる生産システムです。
MIMの大きな特徴としては、成形される部品形状に対する制約が少ないため、複雑形状の部品を高精度でしかも大量に生産できることです。さらに材料として金属微粉末を使用することから焼結後の相対密度が95%以上あり、機械的特性が優れるとともに、用途に応じた材料の選択が可能になる点などが挙げられます。また、射出成形後のランナー材料はリサイクル可能です。
弊社では、造粒までの工程を致しております。
■ 当社の製品に関するお問い合わせは下記のメールまたはお電話・FAXよりご相談ください。